note | 合羽橋、浅草をめぐる旅へ 〜ストーリーのあるお店8選〜

ぬま田海苔が店舗を構える合羽橋・浅草エリア。
近年は外国人観光客もたくさんいらっしゃいます。
「週末や休暇中、特に予定が決まってないけどどこか面白い場所はないかな」なんて時には「製品への情熱が溢れる商店街」合羽橋を巡る旅がおすすめです
今回は有名店から隠れた名店まで、合羽橋〜浅草エリアの中からおすすめしたい店舗をご紹介させていただきます!

1, カフェ・オトノヴァ(合羽橋)

Product:カフェ・ランチ・ディナー/雑貨/花
営業時間:12:00〜21:00 *4/27(土)のみ12:00〜22:00
Adress:〒111-0035 東京都台東区西浅草3-10-4

合羽橋道具街のメイン通りから少し裏へ。普通であれば通り過ぎるような小道沿いにある「カフェ・オトノヴァ」、先ほどの賑わいが嘘のような「非日常的な空間」で、心地よい音楽、料理、スイーツを楽しむ事ができます。

下町の古民家を改装した店内、2階席まであり、入り口からは想像もできな
いような広い空間
がそこに。お花屋さんも併設しているため、店内各所を彩るお花たちも見所。撮影時は吹き抜けを占拠する「桜」に目を奪われました。

ショーケースに並ぶ色鮮やかなケーキやキッシュを見ているだけでも楽しい。後ろにお客様が並ぶまでじっくりと選びたくなる...。

2階席へつき、ショパン「プレリュード」の楽譜を横に「サーモンとホウレン草のキッシュ」と「フロマージュクリュ」を頬張る。「フロマージュクリュ」とはレアチーズケーキのこと。

どちらもシンプルに美味しい(笑)
最近味わっていないような、心地よい気持ちに浸れました。

夜も営業しているので、また違った雰囲気でディナーも楽しめます。
料理はもちろん、インテリア、レコードと細部までこだわった店内の世界観は必見。

*メニューや店内のディスプレイはその日ごとの提案をお楽しみください。
*安全面の理由から、未就学児のお子様の入店はご遠慮させてください、との事ですのでお気をつけください。

 

2, 飯田屋(合羽橋)

Product:料理道具
営業時間:10:00〜19:00(月/火/水/木/金/土)  10:00〜18:00(日/祝日)
Adress:〒111-0042 東京都台東区西浅草2-21-6

合羽橋道具街を代表するお店といえば料理道具専門店の「飯田屋」。
TVでおなじみの飯田 結太さんはもちろん、エネルギッシュでフレンドリーなスタッフがいつでもサポートしてくれます。
飯田屋さんの良さは料理道具のバリエーションの多さ。

「鍋」「フライパン」「おろし金」「ザル」「おたま」「クッキー型」「スプーン」

これらはなんと全て100種類以上!!
一般的なものからマニアックラインまで揃います。

個人的には「トング」もおすすめ。
ぬま田海苔のミニトング、ケースのセットは飯田屋さんで購入しました。

力を入れずに海苔のような薄いものが掴めるトング、たいへん重宝しています。

またスタッフの一押しはフライパン、中でも「EVER GRILL(ステンレス)」。

ステンレス製で熱がゆっくりと伝わるため、お肉の旨味を逃さず、ギュッと
凝縮したま焼けるそうです。油もひかなくて良い便利物、これで焼くステーキは絶品との事。

そして商品以外の良さはスタッフのモチベーションの高さ。これは一人一人が担当エリアを持ち、任されているから。お店の雰囲気からか、POPまで活き活きとしてみえますね。

結太さんだけではなく、スタッフ一人一人が飯田屋を盛り上げ、合羽橋全体
を盛り上げてくれています。

自分のお目当を見に行き、「こんな物まであるの?」と期待値を超える品数にぜひ圧倒されてください。

3, MISOJYU(浅草)

Product:モーニング/ランチ/ディナー
営業時間:8:30〜19:00
Adress:〒111-0032 東京都台東区浅草1-7-5

浅草にある、おみそ汁の専門店「MISOJYU」書道家、武田双雲氏が結成した「TEAM地球」がプロデュースした店舗です。

まずは入ってすぐのカウンターで購入、店員さんがおすすめを教えてくれます。


そして2階席へ、まるでお座敷かと思うような「和」空間。壁にかけられた「書」の数々を眺めると、まるでパワースポットのような感覚に。胃袋と精神が同時に充電出来るような不思議な空間でした。

出て来たのは大きなお椀いっぱいに入れられたおみそ汁にこだわりの小鉢とおにぎり。


小鉢の説明なども店員さんが丁寧にしてくれます。今回は豆腐の品評会で3年連続金賞を受賞したというお豆腐にホウレン草のおひたし、鶏肉の照り焼き。
さらにおにぎりまでついて来ます。
そしてメインはオリジナルブレンドのお味噌に様々な具がゴロゴロと入ったお味噌汁

今回食したのは、2つのセット。


「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」
「豆乳とホタテのとろ〜り みそポタージュ」

感想はぜひ自身で味わって。

4, 道具屋 nobori(田原町)

Product:小道具/日用品
営業時間:11:00〜18:00
Adress:〒111-0042 東京都台東区寿2-9-17

田原町駅すぐ裏の小道。進んで行くと現れるアンティーク調の大きな木の扉。
その扉を開けると「道具屋 nobori」の世界が広がります。

店内は照明をあまり使わない、自然光で陶器本来の輝きや艶感を醸し出す演出。

おすすめは石川県産、四十沢木材工芸さんのお盆と千葉県産、髙木 浩二氏作の彩泥皿。
四十沢木材工芸さんの伝統的な輪花型のお皿やお盆のシリーズは、一枚一枚異なる木目が醸し出す温もりと、輪花の華やかさや可愛らしさが融合した一品。

彩泥皿とは異なる色の土をスポンジに含ませ、土の表面にのせていく彩泥という手法で作られるお皿で岩肌のようなざらついた表情が特徴です。
シャープな印象のお皿は和食だけではなく、スイーツやパスタにも。冷んやりしたお皿の質感と、手仕事ならではのゆるやかな曲線も味わい深い。
私たちも撮影用のお皿として購入させていただきました。

日々の生活を、もうちょっとだけ良い時間にさせてくれる、そんな物たちが溢れているお店です。

残念ながら店内撮影はNG。でもこれはお客様に店内に並ぶ陶器やアンティー
ク什器と向き合う時間を大切にして欲しいからこそ。カメラ越しではなく、自分の目に映る道具たちの主張を感じてみては。
*展開商品は在庫状況によって異なりますので、ご了承ください。

 

5, 世界の珈琲ユニオン(合羽橋)

Product:コーヒー豆/お茶各種
営業時間:10:00〜17:00(GW期間)
Adress:〒111-0042 東京都台東区西浅草3-7-3

合羽橋道具街と本通りの角、その両側にあるのがユニオン。器具屋と刃物屋もありますが、特にご紹介したいのは「世界の珈琲ユニオン」

焼きたて、焙煎したてのいわば新鮮な珈琲豆が提供できる専門店。各国の生豆が約40種類並びます。これは通常の豆屋の倍以上との事。

またその場でのオーダー焙煎は10分でできます。
*GW期間は5月1日2日のみ

また人気はスペシャルブレンド、配合は秘密だそうです...。
「香り」「苦味」「酸味」「コク」など、お客様のニーズに合わせてスタッフが丁寧に対応してくれます。
ちなみに私のおすすめは「ケニア AA」。程よい「酸味」と「コク」が癖になります。

麻袋や樽で並ぶ珈琲豆の数々、見ているだけでワクワクしてきますね。

興味のある方はぜひ「器具屋」も。
まるで異国のアンティークショップのような店内。様々な器具が所狭しと並びます。

売れ筋は「水出しコーヒーの器具」との事。
掘り出し物を探したい方はスタッフまで。何でも年代物が出て来るそうですよ。

6, mederu jewelry 本店(浅草)

Product:ジュエリー
営業時間:12:00〜19:00
Adress:〒111-0032 東京都台東区浅草7-6-1

浅草の喧騒から離れ、隅田川沿にある待乳山聖天(まつちやましょうでん)へ。観光客もあまりいない、静かなお寺のすぐ前に佇むのが「mederu (メデル)jewelry」の本店。アトリエを併設した店舗はどこか懐かしく、柔らかな温もりを感じる雰囲気。

主役は木彫什器に包まれ、窓から射す光を受けて自然の輝きを魅せるジュエリーたち。煌びやかな宝石店とは違う、「石」本来の輝きを目にする事ができます。

「日本の女性に馴染み、何年経っても色褪せない愛用品を作たい」それがメデルのはじまり。

こだわりは「石選び」から。真珠や翡翠、水晶など古くから日本に伝わる素材を国内で調達しています。

大切にしているのは「手作業」
撚り線(よりせん)細工やミル打ちなど、特殊な加工を手作業で行う事で、一つ一つ味のある仕上がりに。
新品なのに、何年も重ねて来たかのような美しさの秘密は「カット」にもあるという。ローズカットやオールドカットなど、流行りではなく、それは「石」に合わせた提案

撚り線(よりせん)細工とは古代から伝わる、金線を糸を撚るようにする加工。翡翠を柔らかく受けとめてくれています。

細やかな手仕事を多数入れるため、基本は受注生産。手元に届くまでしばしお待ちを。納期は約3〜4週間との事。
mederuでブライダルか婚約指輪を購入すると、オリジナルドレスのレンタルも。詳しくは店舗でご相談ください。

ここで味わえるのはまさに「古典探究」のような宝石選び。

 

7, つば屋(合羽橋)

Product:庖丁
営業時間:9:00〜17:00
Adress:〒111-0035 東京都台東区西浅草3-7-2

約2,000種類。合羽橋の刃物屋さんの中でも随一の品揃えが魅力の「つば屋」、日本だけではなく毎日世界中からお客様がやって来ます。

「今日は何探してます?」
「牛刀?何cm?」
「両刃?片刃?」
「持ってみて重さは?しっくりくる?」

この細かく絞っていくお客様とのやりとりも、豊富な品揃えがあるからこそ。
スタッフみんなが口を揃えるのが、「自分のニーズに完璧にあった庖丁を探して欲しい」という事。
そして英語はもちろん、フランス語や中国語など多言語に対応できるスタッフが揃っているのも強み。
正面から見て左側は「ワールド」右側は「つば屋」と区分けされています。
「ワールド」は海外客向けのエリア、柄が特徴のダマスカス包丁などが人気。

「つば屋」は和包丁がメイン、それぞれプロのスタッフが一緒に探してくれます。

人気は三徳包丁で野菜、魚、肉と全てに対応できる優れもの。プロ使用だけではなく、家庭用のお手頃品まで幅広い提案が可能。

職人の後継問題もあり、良いものがいつまで提供できるか?が現在の心配事。
made in japanの昔ながらの良いものを一人でも多くの方に使って欲しい、その想いで今日も店頭で声をかけてくれます。
「今日は何探してます?」と。

8, ぬま田海苔(合羽橋)

Product:焼き海苔
営業時間:11:00〜17:00
Adress:〒111-0035 東京都台東区西浅草3-7-2

最後に、ぬま田海苔 合羽橋本店もお忘れなく。初摘み海苔の食べくらべをぜひ。
目玉はできたばかりの「ノリの標本」

詳しくは「幻のアサクサノリを探して〜多摩川探訪記〜」をご参照ください!

 

では店舗でお待ちしております。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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